ある日、中学生の娘宛に弁護士法人からのハガキが届きました。

え。娘、何かしたの?訴えられるの!?
そう思いながらおそるおそる中身を見てみると「受任通知書兼請求書」。
1,077円の支払いがされてないとの債権回収の通告でした。
身に覚えがないし、娘に聞いても「知らない」と言う。
架空請求?
詐欺?
速攻でググりました。
詐欺だの詐欺じゃないだのいろいろな情報がありすぎてわからない。
結果。
身に覚えがなかったけど、正しい請求だった。
この流れを具体的に説明していきますね。
原田国際法律事務所は詐欺なのか!?身に覚えのないハガキが届いた
正直、いきなり「債権回収」っておかしくないか?
普通なら購入して支払いがされなければ「払ってください」という感じの通知が来るはず。
いきなり弁護士ですか??
怪しすぎる。
振込口座も債権者の口座ではなく、この原田国際法律事務所。
絶対に架空請求だろう。
たかが1,077円で弁護士に依頼するのだろうか??
不思議がいっぱいでした。
ネット調べると評判が悪い感じのことが書いてある。実際に詐欺だの架空請求だの書いてある。
身に覚えがないし放置しておいてもいっか!と思ったけど購入したショップ名や商品名が書いてある。具体的すぎる…。
そもそも債権者名の株式会社Paidy(ペイディー)ってなんだ!?と思って調べました。
Paidy(ペイディー)とは
中学生でも高校生の未成年でもクレジットカードのような使い方で、購入代金を立て替えてもらって(?)翌月の締め日までにコンビニ等で支払うことがができるアプリなんです。
・手元にお金がなくても
・夜中にコンビニに支払いに行かなくても
携帯番号とメールアドレスを登録するだけで手軽にネットショッピングができてしまいます。
このようなアプリは他にも
・atone
というものがあるようです。
いわゆる貸金業です。
支払い能力のない学生にこのようなアプリを使わせていいのかどうかが謎ですが…。
はっきり言って迷惑なシステムだと思いました。
子供が親に内緒で買い物して、請求が膨れ上がったらどうするんだろう?
まぁ、それはいいとして…
とにかくPaidy(ペイディー)は「後払いアプリ」であるということがわかりました。
本当に身に覚えがないか?
販売元で何か買い物をしたのか調べてみることに。
しかしショップのHPを開いてログインしようとしてもできない。ショップからの購入完了メールも見当たらない。
「やっぱり何も買っていないのか?」
ただ商品名に何となく記憶がある。
娘はネットショッピングをする時は必ず私に頼みます。勝手に購入することはないので、二人で記憶をたどりました。
そうすると「あ!あの商品か?」というものが思い浮かんだんです。
それをネットで再検索。販売元があっている!金額もあっている!
「これだ!!」
ということで原因がはっきりしたんですね。
その時の商品の支払い方法をペイディーにしていたようなんですが、支払い用紙が郵送で送られてくるものだと思っていたという思い込みでした。
ペイディーはメールで請求される
ペイディーからの請求はえ登録したメールアドレスに来ていたようです。
以前、娘に変なメールが来る。変な電話番号から電話がかかってくる。と相談されました。
メールの内容を見てペイディーというアプリは入れていないし、よくわからなかったので迷惑メールだと思い
「無視していいよ」電話も「知らない人からの電話は出ちゃだめだよ」
と伝えておいたので、このような結果になってしまったようです。
それに、中学生はメールよりもLINEでのやり取りが多いので、メール見ないんですよね。未読メールがめちゃめちゃ溜まっています。
原田国際法律事務所は詐欺か詐欺ではないか不明
ネット上では
・しつこく電話がくる、電話の態度が悪すぎる
・SMSで連絡がくる
・ソフトバンクの請求
・ハガキでなく封書でくるものもある
このような情報が載っていますので、はっきりしたことは不明です。
まとめ
原田国際法律事務所からのハガキは(我が家の場合)架空請求でも詐欺でもなかった。
・ペイディーという電話番号とメールアドレスがあれば後払い可能なアプリで商品を購入していた
・詐欺とか架空請求という話も…?
身に覚えがなくても記憶をたどってみるのが大事だと感じました。
1,077円で訴えられちゃ困りますもんね。
ちなみに支払いは原田国際弁護士事務所の口座に入金するのは2重請求されそうだと勝手に思ったのでペイディーの口座へ入金しました。(電話で確認済み)
はぁー。それにしても怖い体験でした。