先日、急に茨城県水戸市へ行くことになりまして、乗換案内のアプリで行き方を調べると「常磐線特急ひたち・ときわ」が出てくるんですよね。
特急列車に乗ったことがなかったので、どうやって乗るのか、料金はどうなっているのか。調べてから実際に行ってみた乗り方までを書いてみました。
常磐線特急「ひたち」「ときわ」の乗り方
「ひたち」「ときわ」は全席指定席となっています。
ですので「指定席券」もしくは席を指定しない「座席未指定券」を購入する必要があります。座席未指定券の場合は空いている席に座ることができます。
料金と指定席券の詳細を書いていきますね。
所要時間と料金
常磐線特急での所要時間は東京駅から水戸駅まで約1時間21分。料金は3,820円。
特急ではなく各駅停車の常磐線で行く場合はだいたい2時間15分前後くらいでしょうか。料金は2,270円。
時間をとるか料金をとるか。新幹線を使うか鈍行を使うかというのと同じですね。距離によって特急料金が変わります。東京→水戸は121.1kmなので特急料金は1,550円になります。
なので乗車券2,270円+特急券1,550円で3,820円です。
「ひたち」「ときわ」ともに席は全席指定です。
(カッコ書きは子供料金)
事前に券売機で買う場合と、車内で買う場合とでは金額が異なりますので注意です。
「えきねっと」というサイトでネットからチケットを取れるサービスもあるようで、こちらから買えば少し安くなります。
座席未指定券でも特急料金が必要
行く前は「指定席じゃなければ乗車料金の2270円でいける」と勝手に勘違いしていました。
未指定席だろうと、指定席だろうと「特急料金」なので乗車券以外に特急券(指定席込み)が必要になります。反対に言えば、指定席でも指定席じゃなくても同じ料金がかかるってことですね。
新幹線の指定席とはちょっと考え方が違っていたので悩みました。
新幹線は乗車料金+特急料金+指定席ですが、この電車の場合は指定席料金ではない。ということになります。
特急券は乗車ホームでも販売しているので電車に乗る前、ギリギリで購入することもできます。
「指定席・自由席・乗車券」と書かれたこんな感じの券売機で購入できます。もちろん「みどりの窓口」でも買えます。
指定席と乗り方
「ひたち」「ときわ」は全席指定席となっています。
席を指定しない「座席未指定券」もあります。座席未指定券の場合は空いている席に座ることができます。座席の天井部分に着座ランプがあり、
赤→空席
黄色→次の駅で指定席を購入した方が乗ってきます
緑→指定席券を購入した方(すでに着座しているのでわかると思います)
なので座席未指定券を購入した場合、赤ランプの席があれば座れます。
私が乗車した日はGWということもあって指定席は満席。「座席未指定券」を選択するしかありませんでした。
席がないので新幹線のようにデッキで立っているしかありません。
ただ疑問に思ったのが緑色のランプなのに誰も座っていない席があったこと。予想としては、指定席を買ったけど、間に合わなかったか、乗る必要がなくなったのか…なのかな?と。未指定券の人は席が無くて立っているのに、空席があっても座れない…。変な光景でした。
上野駅から水戸駅まで停まらないので、この席の人が来ることはないだろう…と勝手に座っている人もいましたけどね。
私が乗った時。
東京駅から「ひたち」に乗車すると次の停車駅は「上野駅」、その次が「水戸駅」と2駅目なんです。
東京からたった2駅で着くとは驚きですよね。
○が基本の停車駅。●一部の列車のみが停車する駅。
切符チェックしにきます
車掌さんが「切符拝見しまーす」と回ってきます。他の日はわかりませんが、この日は立っている人だけチェックして、座っている人のチェックはしませんでした。( ,,`・ω・´)ンンン?
自分の席ではないところへ勝手に座ってしまった人は切符を見られていませんでしたので、万が一特急券を持っていなかったら…スルー??
不正乗車できちゃうの?って思いました。
特急券を改札に通すのは到着駅で改札を出る時だけです。もし、特急券を持っていなくても乗車券さえあれば、改札は出られます。なんだか不思議な仕組みでしたね。
初めて行く土地はわからないことだらけ
普段乗らない電車に乗ろうとすると、わからないことだらけでドキドキしちゃいますよね。下調べすることをおススメします。スムーズで楽しい旅にしてくださいね!
水戸から東京駅へ帰るときはバスを使ってみましたので合わせてお読みいただけたら幸いです。
また、横浜YCATから地元行のバスに乗ったので、YCATの行き方も書いています。